トランジットの土星は、あなたらしさとそうでないものの境界線を決める。

みなさんこんにちは、くらげです。

今日はトランジットの土星について書きます。

あ、「トランジット」っていうのは、天体が刻々と現在進行形で運行している状態のことです。
そして下の文章で出てくる「ネイタル」っていうのは、個人の出生図における天体のことです。

トランジット土星の意味として、基本的なことは本やネットなどで情報入手できると思います。

制限される、メンテナンス、無駄を減らす、冷える、固まる、現実化、ちょっとしんどい出来事が起こるなどなど。

私は占星術を勉強し始めて以降、以下のような土星の影響がありました。

・ネイタル火星海王星にトランジット土星が合
・ネイタル土星にトランジット土星がスクエア
・ネイタル月にトランジット土星が合
・ネイタル太陽にトランジット土星がセクスタイル

これらの時期を観察していると、確かにあるんですよね。
妙に冷静になったり、お金が出ていったり、気分が落ち込んだり、仕事で厳しい状況があったり。

ただ、占星術以外にもいろんな知識を学んでいく中で痛感したのは、土星(に限らずどんな天体でも)がどれだけ本当の意味での影響を私たちの人生に与えてくれていたとしても、受け取る側の意識レベルがそれについていってなければ、私たちに理解可能な範囲での影響しか受け取れないし、解釈もできないということです。

この表面的な事象だけで納得して、はい人生進めていきましょってのがイヤで。
もっと奥の意味まで感じたいと思っていました。

それで、このたくさんの土星の洗礼を受けて、ようやく自分なりの解釈をひねり出したので、書いています。

トランジットの土星が教えてくれる、あなたが正しくあなたであること。

写真を撮る男性画像
unsplash-logoMohamed Nohassi

トランジットの土星が教えてくれること。

それは自分にとって一番シンプルな状態を思い出すこと。
一番ミニマムな状態と言ってもいいかもしれない。

自分がこの世界の役に立てる範囲を決めること。
人の仕事までやろうとして苦しまなくていいと理解すること。

おそらく私たちは日頃、自分の領分じゃないものを求めすぎているのだと思います。

トランジットの土星が自分の出生図の天体に影響している時、私たちは色んなものが「ない」ことに気が付いて、意気消沈します。

・才能がない
・お金がない
・時間がない
・やる気がない
・キャリアがない
・成功がない
・望むような人間関係がない
・愛がない

etc…

でも、考えてみると、「ない」ことに落ち込むというのは、裏を返せば「それらが十分にある自分の人生であってほしい」という「期待」を持ち続けている訳です。

それらを全て実現できる自分であるはずだと過大妄想しているんです。

  

ハワイ流問題解決法であるセルフ・アイデンティティ・スルー・ホ・オポノポノというメソッドをご存知でしょうか。

これによると、私たちは潜在意識領域に、宇宙が誕生してから今日までの記憶を全て持っていると言われています。
今見ている光景、やってる言動は、この膨大な記憶の再生にすぎないという考え方が存在します。

この考え方に則ると、自分で判断していろいろやっているつもりでも、ほとんどの行動選択が本来の自分からの純粋な指示ではないということになります。

そんな私たちに対して土星は、あなたがこの世界で果たすべきあなただけの役目があるんだよ、というところに私たちを正確にポジショニングし直してくれる働きをしていると思います。

日頃自分の役目以外のところに期待して、執着して、なかなか手放そうとしないものをさっと連れ去っていきます。

そしたら私たちは、あれもない、これもない、私にはなんにもないけど…これだけはある。

っていうところにたどり着けます。
  
これだけはある。
  
それが、あなたにとって真に大事なものなのです。

これの為なら、頑張ってみようか。

これを成長させる道のりで起こる事なら、耐えられるかもしれない。

そのような状態が、土星に意味付けられている、努力や忍耐の意味なのだと思います。

そういうプロセスが起こることで、本来あなたに必要ないことは、どうでもよくなり、自然に関心も離れていくでしょう。

この土星の影響をマイナス方向からみれば「制限」「失う」ですが、見かたを変えれば「解放」ですよね。

記憶からの解放。

トランジットの土星がきたら、私たちはそれをやる良いチャンスに恵まれたのだと考えてみてください。

ない、ない、ない、をかき分けて進んだ先に、「ある」がちょこんと残っているはず。

そうやって見つけた、あなたの中に「ある」ものは、ちょっとやそっとじゃ揺るがない。
土星には固める、維持する、時間をかけるという意味もあります。

このブログでトランジット土星の到来を楽しみにしていただける方が増えたら、幸いです。

コメント

  1. ぶっしー より:

    くらげさんはじめまして。
    何かの調べ物でくらげさんのサイトに行き着き、それからちょくちょく覗かせてもらっています。
    土星の素敵な解釈を本当にありがとうございます╰(*´︶`*)╯
    2020年のグレートコンジャンクションの辺りで山羊座のMC(お茶の葉を読む女)に3天体が順番に乗ってきます。その年の師走には、ネイタルの11の天体や軸と空の天体たちがほぼ同時にオーブ1度前後で合になるという、そんなことあるのか?と思うようなネイタルを持っています。
    占星術を独学で学んで1年(初級講座にも全7回通いました)、初めてそのトランジットに気付いた時のノックアウト感が半端なかったですが、そこに少しでも自分の気持ちを楽にして向き合えるように色んな情報を不定期に検索しています。
    そんな折に今回のくらげさんの土星の解釈に行き着き、本当にめちゃくちゃ心強かったです!!!
    天体の動きは止められないし、ネイタルも変更できないので 笑、その強烈なパンチ力のある流れに対して、自分の気持ちを少しでも楽にしてそして自分を大切に扱えるように、そのための大切なヒントをここからたくさんいただきました。
    自分の素の状態、その自分ならではの唯一無二の役割、そうしたものに自分がなっていくプロセスを楽しめそうです。
    「記憶からの解放」これも素敵なヒントでした。じわじわと土星と冥王星が、そしてそのうち木星もやってくる中で、くらげさんのヒントは本当に希望を見せてもらえるもので、私は本当に救われました。
    くらげさんありがとうございます
    ☆*:.。. o(*´꒳`*)o .。.:*☆
    これからもアップを楽しみにしています!!
    (当方新潟でお近くでないのがとても悔しいです(T-T))

    • 管理人くらげ より:

      ぶっしー様
      コメントありがとうございました!
      ぶっしーさんも占星術を勉強されていらっしゃるのですね。
      2020年は大変お忙しい年が予想されているのですね。
      トランジットの巧妙さにはしばしば私も驚かされます。
      だからこそ、タイミングは自分で選べるものではないし
      かといって流されるでもなく
      待つ、と、乗る、をうまく使っていくものだと思っています。

      zoomでのオンラインセッションは可能ですので
      占星術勉強中のご相談でもなんでも
      機会がありましたら
      ご利用くださいませ(*^^*)