みなさんこんにちは、くらげです。
春分を迎え、新元号も発表され、桜も開花して…
大変春めいている今日この頃です。
春は始まりの機運が高まりますね。
新年度、新学期、新社会人。
「新」がつく言葉が目白押し。
西洋占星術の世界では、12星座は春分点を起点に30度ずつ12の区分に等分されていますから、星座と季節は連動しています。
牡羊座はいつでも初春のワクワクドキドキ、何かが始まる期待と不安を担っています。
しかも今日は新月ということで、一か月単位で見てもスタートの位置にいます。
あんまり始まる始まる言ってもプレッシャーですよね(^_^;)
どうぞ気楽な気持ちで読んでくださいね。
それでは牡羊座新月のメッセージ、見ていきます☆
2019年4月5日牡羊座新月。心の日かげに気がつける時。
2019年4月5日17時50分ごろ、牡羊座にて新月です。
新月は、太陽と月が重なる時。
月自身の気力はゼロの状態である分、太陽の意図に完全に従います。
新月に願いをかけると良いと言われているのはそのためです。
意図するにはふさわしい時なのです。
ホロスコープの状態を見ていくと、
アセンダントは天秤座。
太陽と月はともに火・活動エネルギーの牡羊座で7ハウスです。
山羊座土星とスクエアを形成しています。
今このタイミング、自分自身に関してだとこんな感じ。
・なんだかやる気が出ない
・気が滅入っている
・テンション上がらない
・自分責めモード(自分を卑下するモード)に入ってしまう
・自分のできないところばかり目について悲しくなる
・体調が良くない
・よく分からないけど泣きたくなる
・イライラしやすい
そして自分と誰かとの関係においてだと、こんな感じ。
・カチンとくる出来事、あるいはショックを受けるような出来事に遭遇する
・自己中な対応をされる
・ややこしい仕事を頼まれる
・お互いに気分よく受け答えすることができない
春だし牡羊座新月だし、もっと明るく元気よくって感じじゃないのー?
と思いますよね。
私もそう思います。
でもホロスコープは私たちの期待を華麗に裏切ります。笑
今回のブログタイトルみてください。
重いでしょ!!
上に書いたような感覚になるのは、新月に土星がスクエアだからなんです。
7ハウス牡羊座太陽・月は確かに、新しいシーズンが始まるぞ!じっとしていられないなあ!という感覚や、新しい人の輪の中に飛び込んでいく期待感で胸ふくらませる感覚を与えてくれます。
しかし山羊座の土星は4ハウスからブレーキの役目をします。
そうすると、心の中に冷えた塊が入りこんできて、なんだかずーんと重くなるのです。
その重さの正体は、自信のなさ。
自分への制限。
自分の心への束縛。
自分の弱さ。
自分の現状に対する不安。
そういった、普通見たくないものをあえて見せてくれているのが、現在の宇宙からのエネルギーなんですね。
どうして人にちょっと言われただけで腹が立つの?
どうして「どうせ私なんて…」と思ってしまうの?
その「どうして」を追いかけて、自分の中に答えを求めていく機会を与えてくれています。
気分が沈みがちな原因も、嫌な仕事を押し付けられる原因も、全ては自分の中にある…という方向から出来事を捉え直してみると、自分の弱い一面と向き合う時間を過ごせて良かったなーと思えるようになるのではないでしょうか。
その受け入れが自然にできた時、自分の心を安定させることに対して完全に責任を負えるのは、自分だけなんだと納得できるのだろうと思います。
牡羊座太陽・月そして牡牛座天王星も7ハウスです。
これらの天体は今回あえて暴走機関車のようなトラブルめいた人間関係や、行き過ぎた自己中心的なふるまいをする人を見せてくれるのかもしれませんね。
新月過ぎて4月12日~13日頃、ちょうど上弦の月の頃。
太陽・月・土星冥王星でTスクエアになります。
一か月というスパンで見た時に、この時期でなにかブレイクスルーが起こる場合があると思います。
だから現在の新月はそれこそまだまだ予兆に過ぎないのかもしれないです。
今のこの感覚をしっかり感じきっておくと、後が楽かなって思っています。
水星が順行へ。全惑星順行期間に入りました。
今回の水星逆行は3月6日から27日まででした。
魚座での逆行、そしてフィニッシュは海王星とコンジャンクションということで、なんだか不思議体験が多くあった期間でした。
よくある通信トラブルとか、意思疎通のズレとか、そういうものを超越した感じがありました。
ツイッターやフェイスブックページで書いていましたが、不思議な新情報が降りてくるとか、自分の内側からの声なき声が聞こえてくるような、そんな時間でしたね。
私の例で言えば、家中のものにアイデンティティがあるように感じて丁寧に接するようになりましたし、3日連続UFOに関する情報を聞くことになったりしました。
そのうち2日は違う人からそっくり同じ内容の話を聞かされてゾッとしました。
SNSへの投稿も、考えて書くんじゃなくて、パッと思いついて書かずにいられない、っていう体験を何度かしていました。
後は、水星逆行が終了したそのタイミングで、松村潔先生主催の夢を研究する会に参加することになったりですね。
まあそんな感じで、みなさんもキツネにつままれたような異次元の体験をしたかもしれません。
そこに意味を追求しても仕方ないだろうと思っています。
なにせ海王星領域の、夢見の世界の情報です。
でも、わざわざ水星が新しいサイクルを始める前に魚座を逆行してその情報を私達にもたらした。
私達はきっとそれを見聞きする必要があったのでしょう。
それだけは確かだと思います。
全惑星順行期間は短いです。
4月10日までです。
ここ2週間くらいでぐぐっと状況が動いている人達がいらっしゃるかもしれません。
あとがき
このブログを書いている最中、訃報がありました。
3年前から闘病していた、ライブハウス業界の大事な方が若くしてお亡くなりになりました。
私と一つしか違わない年齢で。
私は面識も無かったのですが、その方のバンド愛に共感するところが多々あり、ずっと心の中で応援していました。
その方の闘病ブログを見ては、こんなに苦しい中一生懸命生きている人がいるのに、私は健康な体を持っているくせに、この程度の生き方でいいのかよ!と何度も何度も気合を入れてもらいましたし、励まされていました。
ホロスコープは正直過ぎて残酷と感じることもあります。
今私が感じている感覚は、太陽・月に土星スクエアそのものです。
光を失い、心は固く冷えて震えています。
でもそれは私の弱さだと認めて、この感覚の責任はすべて私自身にあると受け止めて、ただ気の済むまで感じていようと思います。
こうやって言葉に替えて、直視したいと思います。
太陽系には、時間が存在します。
過去から未来へ、一方通行の時間です。
生まれたら、いつか死ぬ。
地球に存在する者の宿命です。
今回アセンダントは天秤座で、その支配星金星は5ハウスです。
天秤座は、人と関わる星座です。
人と関わるって、楽しいことばかりじゃないですね。
喧嘩したり、ちょっとしたトラブルだったらまだ可愛いもの。
出会いもあり、別れもあり、それが二度と会えない場合もあります。
でも、今回5ハウスなんですよね。
人と関わることを楽しめとホロスコープは言っています。
貪欲に、子供のように楽しめと。
だから、すべての出逢いは素直に楽しめばいいのですよね。
70億人も人間がいて、この短い一生の中で関わることになった人達はほんのひとにぎり。
自分にとって悪役でもヒーローでも。
憎くい人も愛しい人も。
やっぱり会う必要があるから会えたんだと、くらげは考えています。
今回の牡羊座新月ブログは、本当にかっこいい生き方を見せ続けてくれた、松原裕さんに捧げます。